新潟県妙高市にある 野口ブルーベリー園がまもなく収穫の最盛期を迎える。
今季の収穫は6月15日からあたりから収穫がスタートして、7月いっぱいの出荷を予定する。
野口秀昭さんは、建設会社勤務時に新規事業として挿し木からブルーベリーの試験栽培を手掛け、
当初は2品種50本が育たず、長野県信濃町でブルーベリー園を営む伊藤 利定さんから指導を受け、
次第に栽培本数を増やしていった。建設会社を定年退職時にブルーベリーを譲り受けて独立。
試行錯誤の日々
ブルーベリーの栽培は火山灰土で酸性の土壌が適していると聞いていたが、根をピートモスで包み、
チップ材を根本に厚く敷くことで、当初は2品種50本からスタートしたブルーベリーの品種は、
デューク、スパルタン、コリンズ、アーリーブルー、ノースランド、ブルークロップ、ブルーレイ、
トロチャンドラー、ジャージー、バークレー、ジェイラーなど450本まで栽培本数を増やした。
有機農法で無農薬栽培
野口さんは「有機農法かつ無農薬栽培されているので、摘み取ったブルーベリーは皮ごと食べても
問題はない」と語る。今年もブルーベリーの出荷先は、妙高市内の直売所、製菓店、リピート顧客で
生産量を上回る注文が入っており、大きくて、甘い、有機ブルーベリーは今年も大人気。
収穫量によってはブルーベリー狩りの要望にも応えられるようで、料金は以下の通り。
■ 大人1000円、子供(4〜9歳)500円。3歳以下は無料。
■ ブルーベリーは時間無制限の食べ放題。持ち帰りは100g200円。
■ 午前中は直接来園可能で、午後は電話で予約が必要。(電話 090-4758-4042 )
※ 大雨の日は中止。
次世代へ
建設会社勤務時からブルーベリーに携わり、定年退職時にブルーベリーを任せられ今年で10年。
節目を迎える野口さんは「責任を全うできるうちに次世代へ受け継ぎたい」と語った。
野口ブルーベリー園は地域を超えて愛されています。
まだ食べたことのない方はぜひお試しください。
ほっぺたが落ちるほど、あま〜いブルーベリーです。
取材・撮影・編集:はねうまネットワーク/ライティング:ゆりえ
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